2016-01-01から1年間の記事一覧

人工知能と法身説法

人工知能は、現在多くの写真の中から、猫の写真を選べるようになった。「猫の特徴」を学んだからである。今後技術が進歩すると、人類が蓄積してきた大量の言語データから、人間を超える知識を獲得できるかもしれないそうだ。 人工知能が発展すると、人間と同…

「人工知能は人間を超えるか」松尾豊著

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)作者: 松尾豊出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版発売日: 2015/03/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (39件) を見る この本は、これまで読んだAI本の中で、最も分かりやす…

AIに関する本3冊

AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)作者: 小林雅一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/03/19メディア: 新書この商品を含むブログ (15件) を見るザ・セカンド・マシン・エイジ作者: エリック・ブリニョルフソン(Erik Brynjolfsson),アンドリュ…

「幸せになる勇気」岸見一郎・古賀史健著

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII作者: 岸見一郎,古賀史健出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2016/02/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (29件) を見る本書のキーワードは、「自立=自己中心からの脱却」「…

「道路の日本史」武部健一著

道路の日本史 - 古代駅路から高速道路へ (中公新書)作者: 武部 健一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2015/05/22メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見る書名どおり、古代から現代に至る日本の「道路」の歴史を描く。著者は高速道路建設に携わ…

インフラ投資是非は、冷静に議論すべし

超インフラ論 地方が甦る「四大交流圏」構想 (PHP新書)作者: 藤井聡出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2015/07/16メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る本書を読んで、「公共事業は無駄だからやるべきでない」という考え方は、単なるステレオタ…

ソクラテスは頑固な屁理屈親父

ソクラテスの弁明・クリトン (岩波文庫)作者: プラトン,久保勉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1964メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 512回この商品を含むブログ (119件) を見る本書前半の「ソクラテスの弁明」では、ソクラテスは、ああ言えばこう言い…

AIによって労働が不要になると・・・古代ギリシアから考える

AIの進化によって、近い将来、労働需要が奪われることが危惧されている。しかし、古代ギリシア人の「市民」たちは、労働を奴隷たちに任せ、哲学の議論に終始したという。同じように、労働をAIに任せ、人間たちは高踏な議論に集中できる、夢のような時代…

「ギリシア人の物語Ⅰ民主政のはじまり」塩野七生著

ギリシア人の物語I 民主政のはじまり作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/12/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見るとてもおもしろかった!ギリシアの歴史について、これまで読んだ本は、政治制度と戦争と哲学が、お互いにど…