2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧
中国の歴史 08礪波 護〔ほか〕編集委員唐時代の安史の乱からモンゴル帝国が中国本土を失陥するまでの激動の600年を、中華思想(及びそれと対をなす夷狄という概念)から自由な著者が、ユーラシア全体の視点で描く。 大王朝のイメージが強い唐は、建国初…
モンゴル帝国の興亡 上杉山 正明著現在、日経新聞には堺屋太一氏の小説「世界を創った男 チンギスハン」が連載されている。堺屋氏は文藝春秋06年3月号で「(フビライハンの時代から数十年間の)モンゴル帝国こそ無限の世界帝国であり、歴史上、現代の米国…
キメラ山室 信一著著者が本書を表す30年前、竹内好氏の「日本国家は満州国の葬式を出していない。口をぬぐって知らん顔をしている。これは歴史および理性に対する背信行為だ。」という言葉を聞き、満洲国とは何であったかという問いに一生かけて答えねばな…